社会保険労務士の資格取得方法と試験勉強

社会保険労務士の試験勉強を独学で

 

社会保険労務士の資格試験の合格率は、平成19年度で7.5%という結果で難易度は高いとされています。難関の国家資格だからということで、学校や通信講座を選ぶ方が多いようですが、社会保険労務士の試験は独学でも充分対応できるといった考えも一方にはあるわけです。

 

資格学校や通信講座だと教師陣が充実しているとか、効果的な教材などと魅力的ではありますが、独学が学校や通信講座に比べて不安な点があるとすればそれは「1人でやり抜く強い意思」を維持するのが難しい点かもしれません。

 

独学で社会保険労務士資格の取得を目指すか迷っているのでしたら、先ずは独学のメリットとデメリットについて考えてから、自分に向いているかどうかを検討してみましょう。

 

【独学のメリット】
・自分のペースで進められる。
仕事や家事などの自分の都合に合わせて、時間を工夫して捻出して勉強できる点はメリットといえます。
・費用負担が少なくて済む。
資格学校であれば、学校にもよりますがだいたい20万円前後かかりますし、通信講座も4、5万円から上といった具合の負担となります。
・必要なテキストを自分で選べる。
参考書や問題集、過去問・法改正など情報を得るための社労士向けの月刊誌など、自分が勉強しやすいと思えるものを選ぶことができます。

 

【独学のデメリット】
・法改正その他の新しい情報を自分で収集していかなくてはならない。
・解らなくなったときに質問に答えてくれる人がいないので解決までに時間がかかる。
・試験日までのペース配分は上手くできるかどうか。
・1人だけで社会保険労務士試験に合格するんだというモチベーションを維持していけるかどうか。