社会保険労務士の資格取得方法と試験勉強

社会保険労務士の試験概要

 

社会保険労務士の資格試験に出題される内容は、労働に関する法令についてと、社会保険に関する問題となります。労働に関する法令として出されるのは、労働基準法・労働安全衛生法・労働者災害補償保険法・雇用保険法・労働保険の保険料の徴収等に関する法律と、労務管理その他の労働に関する一般常識について出されます。

 

社会保険に関する法令からの出題は、健康保険法・国民年金法・厚生年金保険法と、社会保険に関する一般常識についてからとなります。
つまりは、法令に関する問題が殆んどということです。

 

社会保険労務士資格試験の出題の形式は、5つの選択肢から正解を1つ選ぶ「択一問題」と、文章中の5つの穴を20個の選択肢から選ぶ「選択式問題」です。
択一問題が7科目でそれぞれに10問あるので全部で70問となり、選択式問題は8科目でそれぞれに5問あるので全部で40問となります。

 

労働に関する法令にも、社会保険に関する問題にも「一般常識」を問うとするものが含まれていますが、これについて勉強するには膨大な分野にまたがってしまうことになります。

 

この社会保険労務士の資格試験に合格するためにどういう受験対策をするかについては、この「一般常識」をどう攻略するかも関わってくるといえそうです。
日常的に新聞をよく読むことも有効で、情報について広く、敏感になっておくべきでしょう。
合格基準は毎年変わりますが、社会保険労務士の資格試験の特徴として、合格基準点以上を取りさえすれば合格ですので、つまりは自分の努力、能力次第です。
また1科目でも基準点に達しなければ合格できませんので注意しましょう。